一般社団法人 日本産業心理職協会

研修会情報

2024年度 オンライン研修会・事例検討会 実施のお知らせ

チラシデータはこちら(PDF)

当協会は、産業心理職の実践知の普及・継承・発展を主な目的とした、「産業心理職育成研究会」(産心研)の趣意を継承し、2018年6月25日に設立いたしました。
お蔭様をもちまして、この間、講演会・研修会の開催を中心に活動をしてまいりました。
2020年度からは、コロナ禍に対応した新たな試みとして、オンラインによる研修会・事例検討会を実施させていただいておりますが、お蔭様で地方在住の皆様からは新たな研修機会の創設とご好評をいただき、遠隔地からのご参加が増えました。
2024年度におきましても、研修会・事例検討会をオンラインで実施することになりましたのでご案内させていただきます。
研修会後の「オンライン交流会」の場は、日頃の現場の課題、悩み等を共有し、人的ネットワークが構築できる場として、ご好評をいただきましたので今年度も継続いたします。
また、当協会のオンライン研修会・事例検討会は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会より「短期型研修会(ワークショップ)」の承認を受けており、今年度においても、臨床心理士の「ポイント認定講座」に認められております。
今年度も、オンラインによる8回の研修会(1回:2時間30分)と4回の事例検討会を予定しています。
また、公益社団法人日本産業衛生学会産業心理技術研究会とタイアップした企画もご用意しております。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

2024年4月吉日
一般社団法人 日本産業心理職協会
代表理事 森崎美奈子

研修会概要

こちらのページでは、臨床心理士・公認心理師の資格をお持ちの方向けに産業保健分野の各種研修会をご案内しております。

■臨床心理士の「ポイント認定講座」について
当協会の研修は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会より「短期型研修会(ワークショップ)」の承認を受けております。
2024年度の「オンライン研修会・事例検討会」は1回の所要時間が2時間30分のため、2回分の参加(2時間30分×2回=5時間)で、ポイントの取得が可能となります。
詳細は、日本臨床心理士資格認定協会へお問い合わせください。

セミナー費のお支払は原則お振込みとなります。

振込口座 (ゆうちょ銀行)
<他行からのお振込>
店名: 〇九八(読み ゼロキユウハチ)
店番: 098
預金種目: 普通預金
口座番号: 3682635
口座名義: 一般社団法人 日本産業心理職協会【シヤ)ニホンサンギョウシンリショクキョウカイ】
<ゆうちょ銀行口座からの送金>
記号: 10970
番号: 36826351
口座名義: 一般社団法人 日本産業心理職協会 【シヤ)ニホンサンギョウシンリショクキョウカイ】

研修会情報

掲載中の研修会情報は2024年6月28日時点の情報です。
お申込みの段階で一部内容の変更や、満員により受付終了となる可能性がございます。
お申込後にキャンセルをされる場合は、その旨メールにてお知らせください。

随時受付中

スーパーバイズ コンサルテーション

協会が定めたスーパーバイザーによるスーパーバイズまたはコンサルテーションを利用できます。担当スーパーバイザーは事務局で決定させていただきます。
お申込みお問い合わせは、事務局までご連絡ください。
なお、実施日調整までにお時間をいただくことがありますので、ご了承ください。

講師: 当協会スーパーバイザー:
児島達美、廣川進、松井知子、松浦真澄、森崎美奈子 その他
費用: 10,000円〜(60分〜90分)※個人またはグループでの申込可
*実施する場所などの条件によって、会場費等が別途必要となる場合があります。
ご利用の流れ: PDF
利用申込: お申し込みはこちら

2024年6月9日(日)

第1回:職場カウンセリングに役立つ交流分析(TA)(全8回シリーズ)

TA (交流分析)は、心理療法やカウンセリングのみならず、教育や組織領域において、また、健康度の低い人から高い人に対して、幅広く活用することができます。今回は、「人生の立場」について、紹介をします。「人はみなOKである」というTAの哲学についても学びます。

講師: 三菱マテリアル株式会社 人材・組織開発室 健康経営推進グループ 藤里智子
(臨床心理士・公認心理師・キャリアコンサルタント・保健師)
時間: 10:00〜12:30
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: 受付終了
申込期日: 土日祝日を除く5日前

第2回:産業保健スタッフが知っておくべき危機介入 ー災害、事故、自殺などの事案が発生したときー(全8回シリーズ)

産業保健スタッフが知っておくべき危機介入:災害、事故、自殺などの事案が発生したときの個人と組織の心理的プロセスとケアの方法について、理論と具体例から実践的に学びます。
産業心理職は、企業に対し、正社員、非常勤、EAPからなど様々な関わり方があります。同じ心理職でありながら、その雇用形態の違いにより、役割や業務内容も大きく異なります。同一企業で正社員と非常勤の心理職が、それぞれの業務内容を報告しながら、個人や組織へのアプローチ、支援方法への違いや、心理職が組織や個人からの受ける影響なども考察する予定です。産業心理職のキャリアを考える場にもなればと思っております。

講師: 法政大学 キャリアデザイン学部教授 廣川進
(臨床心理士・公認心理師・キャリアコンサルタント)
時間: 13:30〜16:00
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: 受付終了
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※オンライン交流会(16:00~17:00)
当日の研修会参加者の中でご希望の方に、研修会の質問、現場の課題、悩み等を、オンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2024年7月7日(日)

第1回事例検討会:事例を理解するためのポイントを学ぶ:PCAGIPを通して

PCAGIPを使って事例検討のポイントを学びます。研修会で扱う事例は事務局でご用意しますので、初めての方もお気軽にご参加ください。産業医にも参加していただき、職種を超えて様々な視点から産業保健の現場の事例を検討する方法を学びます。一人で企業に所属している心理職も多く、日頃の業務の悩みを相談しあうなど、情報交換の場としても活用いただいています。

ファシリテーター: 東京理科大学 教養教育研究院准教授 松浦真澄(臨床心理士・公認心理師)
時間: 13:00〜15:30
条件: 有資格者限定になります。
受講費: 3,000円/産業医:5,000円
定員: 15名 ※先着順にさせていただきます。
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※意見交換会(15:30~16:00)
事例検討会終了後、事例検討についてのご感想、ご意見等をオンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2024年9月8日(日)

第2回事例検討会:事例を理解するためのポイントを学ぶ:PCAGIPを通して

PCAGIPを使って事例検討のポイントを学びます。研修会で扱う事例は事務局でご用意しますので、初めての方もお気軽にご参加ください。産業医にも参加していただき、職種を超えて様々な視点から産業保健の現場の事例を検討する方法を学びます。一人で企業に所属している心理職も多く、日頃の業務の悩みを相談しあうなど、情報交換の場としても活用いただいています。

ファシリテーター: 帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科教授 馬場洋介
(臨床心理士・公認心理師・キャリアコンサルタント・中小企業診断士)
時間: 13:00〜15:30
条件: 有資格者限定になります。
受講費: 3,000円/産業医:5,000円
定員: 15名 ※先着順にさせていただきます。
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※意見交換会(15:30~16:00)
事例検討会終了後、事例検討についてのご感想、ご意見等をオンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2024年10月6日(日)

第3回:セルフ・キャリアドック:個と組織に介入するキャリア支援(全8回シリーズ)

2016年度から厚生労働省は企業内へのキャリア支援の仕組みとしてセルフ・キャリアドックの導入推進を図っています。セルフ・キャリアドックは個人へのキャリア相談を行うだけではなく、組織への改善提案も行う仕組みです。今回は、厚生労働省の導入推進委員を務めた講師より、セルフ・キャリアドックのねらいや仕組み、その効果などについて解説をいたします。

講師: ユースキャリア研究所 代表 高橋浩(キャリアコンサルタント・公認心理師)
時間: 10:00〜12:30
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

第4回:企業におけるハラスメント対策の課題
~孤独孤立対策防止法と産業分野での対応、人的資本経営とウエルビーイングの推進、就活ハラスメントと企業への啓発活動等、心理職に活躍していただきたい分野への提言~(全8回シリーズ)

2022年のChatGPTの衝撃的なデビューの後、生成AIはあっという間に私たちの生活に浸透しています。非常に便利になった反面、私たちの仕事はAIにとって代わられようとしています。またバーチャル化や再生医療技術の発展によって私たちは「人間とは何か」という本質的な問に向き合わざるを得なくなっています。メンタル事業分野でもデジタル化が急速に進んでいます。そんな時代において、その反動として今後心理職の活躍の場が増えてくると思われます。長年ハラスメント問題に取り組みネガティブな側面から人間の本質、職場の問題を見てきたクオレ・シー・キューブの視点からメンタルヘルス対策の新たな道への提言を行います。

講師: 株式会社クオレ・シー・キューブ 取締役会長 岡田康子
時間: 13:30〜16:00
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※オンライン交流会(16:00~17:00)
当日の研修会参加者の中でご希望の方に、研修会の質問、現場の課題、悩み等を、オンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2024年12月8日(日)

第3回事例検討会:事例を理解するためのポイントを学ぶ:PCAGIPを通して

PCAGIPを使って事例検討のポイントを学びます。産業医にも参加していただき、職種を超えて様々な視点から産業保健の現場の事例を検討する方法を学びます。一人で企業に所属している心理職も多く、日頃の業務の悩みを相談しあうなど、情報交換の場としても活用いただいています。なお、今回は、事例提供者およびリフレクティング・チームメンバーについては参加者の方から募集します。是非、応募ください。多数の場合には抽選となります。

ファシリテーター: さくら心理事務所 代表 高橋由紀子 (臨床心理士・公認心理師)
時間: 13:00〜15:30
条件: 有資格者限定になります。
受講費: 3,000円/産業医:5,000円
定員: 15名 ※先着順にさせていただきます。
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※意見交換会(15:30~16:00)
事例検討会終了後、事例検討についてのご感想、ご意見等をオンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2025年1月26日(日)

産業心理技術研究会(日本産業衛生学会)・日本産業心理職協会 共催研修会
第5回:障害者雇用において求められる合理的配慮~共生社会における企業の在り方を考える~(仮)(全8回シリーズ)

職場での現代的な「危険」の多様化で「配慮」も多様化しており、「配慮」の範囲が広がっている現状があります。 そのような中で、特に休復職者や発達障碍者に対してどのような配慮をするのか、また、過大な「配慮」の主張にどのように対応するのか等非常に悩ましい問題となっています。今回の研究会では使用者側弁護士の立場から、障碍者への合理的な「配慮」による適切な支援の在り方を法的な視点から解説してもらい、参加者と事例を検討する中で一緒にこの問題を検討します。

講師: 法律事務所三ツ星 弁護士 佐山寧秀・上新優斗
時間: 10:00〜12:30
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前
主催: 産業心理技術研究会(日本産業衛生学会)・日本産業心理職協会

産業心理技術研究会(日本産業衛生学会)・日本産業心理職協会 共催研修会
第6回:心の健康保持増進に経営課題として取り組む重要性について(仮)(全8回シリーズ)

経済産業省が主導する健康経営は、メンタルヘルス対策により健康度や生産性を向上させることを目的としており、メンタルヘルス不調対策に重点が置かれている厚生労働省の職域における心の健康づくり対策とは出発点が異なります。心理職は平素、厚生労働省のメンタルヘルス対策を推進していることが多いので、経済産業省の健康経営における基本的なメンタルヘルス対策の考え方や対策の推進について知る機会を持つことは意義のあることです。さらに職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会の議論についても紹介してもらい、EAPやデジタルメンタルヘルスなどの最新の情報や今後の活用について学びます。

講師: 経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 室紗貴
時間: 13:30〜16:00
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前
主催: 産業心理技術研究会(日本産業衛生学会)・日本産業心理職協会

※オンライン交流会(16:00~17:00)
当日の研修会参加者の中でご希望の方に、研修会の質問、現場の課題、悩み等を、オンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2025年2月9日(日)

第4回事例検討会:事例を理解するためのポイントを学ぶ:PCAGIPを通して

PCAGIPを使って事例検討のポイントを学びます。産業医にも参加していただき、職種を超えて様々な視点から産業保健の現場の事例を検討する方法を学びます。一人で企業に所属している心理職も多く、日頃の業務の悩みを相談しあうなど、情報交換の場としても活用いただいています。なお、今回は、事例提供者およびリフレクティング・チームメンバーについては参加者の方から募集します。是非、応募ください。多数の場合には抽選となります。

ファシリテーター: さくら心理事務所 代表 高橋由紀子 (臨床心理士・公認心理師)
時間: 13:00〜15:30
条件: 有資格者限定になります。
受講費: 3,000円/産業医:5,000円
定員: 15名 ※先着順にさせていただきます。
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※意見交換会(15:30~16:00)
事例検討会終了後、事例検討についてのご感想、ご意見等をオンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

2025年3月9日(日)

第7回:ライブ・スーパービジョン第2弾:リフレクティング・プロセスを通して(全8回シリーズ)

リフレクティング・プロセスによるライブ・スーパービジョンの第2弾です。
すすめ方は第1弾と同様です。なお、今回は、事例提供者およびリフレクティング・チームメンバーについては参加者の方から募集します。是非、応募ください。多数の場合には抽選となります。

講師: 児島達美(KPCL・臨床心理士・公認心理師・当協会理事)
座長: 廣川進(法政大学・当協会理事)
閉会あいさつ: 森崎美奈子(当協会 代表理事)
時間: 10:00〜12:30
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

第8回:産業保健現場における困難事例への対応3(全8回シリーズ)

産業現場で心理職が遭遇する困難事例では、相談者本人・上司や同僚・人事労務担当や産業保健スタッフ等、各立場における困難性が異なる場合も多くありますが、職場内外の他職種との連携により問題が軽減していくことが経験されています。今年度も新たに提示した困難事例を通して、産業医、精神保健福祉士、保健師、心理職、人事労務等の方々と共に、グループでの検討や参加者全体での振り返りの中で、事例性および疾病性への視点、アプローチ等を共有することから、発展的に問題解決の糸口を模索したいと思います。そして、参加者各々が産業現場における立ち位置や役割等を再確認し、今後の対応に活かせる場に出来ればと考えています。

講師: 日本産業心理職協会 代表理事 森崎美奈子(臨床心理士)
杏林大学医学部 衛生学公衆衛生学教室 非常勤講師 松井知子 (臨床心理士・公認心理師)
Mental Health & Human Support With You 代表 川上晃代
(臨床心理士・公認心理師・キャリアコンサルタント)
時間: 13:30〜16:00
受講費: ①全8回一括申し込み 30,000円
②単回申し込み 5,000円/学生:2,500円
※学生料金で参加する場合の条件は、指導教員から推薦を受けた心理系大学院生とします。
(申し込みの際、指導教員名を明記)
研修申込: お申し込みはこちら
申込期日: 土日祝日を除く5日前

※オンライン交流会(16:00~17:00)
当日の研修会参加者の中でご希望の方に、研修会の質問、現場の課題、悩み等を、オンライン上で協会理事も交えて共有する機会を設けています。

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